1坪5,686万円!神奈川で一番高い土地は横浜駅西口【2026年基準地価】

9月に発表された2026年の基準地価(県地価調査)。
神奈川県内で最も価格が高かったのは、横浜駅西口の横浜市西区南幸1丁目にある地点でした。
そのお値段は、1㎡あたり1,720万円。
いったいどんな場所なのか、データと街の歴史から見ていきましょう。
【目次】
・県内トップは「西区南幸1丁目3番1」
・住宅地のトップは中区山手町
・西口の新しい顔「JR横浜タワー」
・横浜駅周辺のまちづくりは続く……
県内トップは「西区南幸1丁目3番1」
神奈川県の発表資料によると、2026年の基準地価で、商業地の価格が最も高かったのは次の地点です。
■ 基準地番号
西(県)5-9
■ 所在地
横浜市西区南幸1丁目3番1(住居表示:南幸1-3-1)
■ 価格(2026年7月1日時点)
1㎡あたり1,720万円(前年は1,700万円、+1.2%)
商業地の価格は住宅地や工業地よりも高いため、この地点が、用途を問わず県内で最も高い地点ということになります。
1㎡あたり1,720万円といわれても、なかなかピンときませんよね。
土地の広さでよく使われる「坪」に直すと、1坪(約3.3㎡)は約5,686万円になります。
1坪はおよそ畳2枚分の広さなので、畳2枚分ほどの土地に、約5,686万円の価値があるという計算です。
※1坪=約3.3058㎡として編集部が換算。
この地点の住居表示は「南幸1-3-1」。
横浜駅西口の駅前広場に面して建つショッピングビル「横浜モアーズ」と同じ住所です。
横浜市の公式観光情報サイトによると、横浜モアーズは、ショッピングビル「MORE’S」の2号店として1982年に横浜駅西口にオープンしました。
40年以上にわたって、西口の”顔”として親しまれてきた場所です。
住宅地のトップは中区山手町
ちなみに、「地価が一番高い」と聞くと、高級住宅街を思い浮かべる人もいるかもしれません。
住宅地に限ると、県内で最も価格が高かったのは横浜市中区山手町の地点で、1㎡あたり78万1,000円(+3.0%)でした。
南幸1丁目の地点は、その約22倍。
人やお店が集まる駅前の商業地が、高く評価されているんですね。
実際に県内の商業地の価格上位5地点を見ると、どれも最寄駅が横浜駅となっています。
1位「西区 南幸1-3-1」と2位「西区 南幸1-12-7(970万円)」の差は750万円もあり、駅前広場に面した地点が、ずば抜けて高いことがわかります。
一方、5位の西区高島2丁目は445万円で+11.8%と、上位5地点の中で最も大きく上昇しました。
横浜駅周辺では、駅前だけでなく、その周りのエリアにも注目が広がっているようです。
西口の新しい顔「JR横浜タワー」
横浜駅西口は、新しいランドマークの誕生でも話題になってきました。
2020年6月18日には、西口に「JR横浜タワー」がオープンしました。
地下3階から地上12階までの複合施設で、商業施設の「NEWoMan横浜」や「CIAL横浜」、映画館などが入っています。
12階の屋上広場「うみそらデッキ」からは、横浜港や横浜ベイブリッジを眺めることができます。
1982年から西口に立つ横浜モアーズと、2020年に誕生したJR横浜タワー。
新旧のランドマークが並ぶ駅前は、横浜の”今”を感じられる場所といえそうです。
横浜市のまちづくりは続く……
横浜市は、横浜駅周辺のまちづくりの指針として「エキサイトよこはま22」をまとめています。
「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を目標に、駅としての魅力の向上や、災害時の安全性の確保などに取り組んでいます。
横浜の玄関口が、これからどのように変わっていくのか。地価のデータとあわせて、注目していきたいですね。
横浜駅西口を歩くときは、足元の土地の”すごさ”を思い出してみてはいかがでしょうか。
※記事の情報は2026年10月13日時点のものです。基準地価は毎年7月1日時点の価格で、毎年9月ごろに発表されます。
【出典・引用範囲】
① 神奈川県「令和8年地価調査結果について」資料1 地価調査の概要(PDF、2026年9月15日発表)
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/138764/r08chousa_shiryou01.pdf
(発表ページ:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/h4k/prs/r8418717.html)
② 横浜市「エキサイトよこはま22」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/toshin/excite22/22/ey22.html
※坪単価(約5,686万円)、住宅地1位との比較(約22倍)、1位と2位の差(750万円)は①のデータから編集部が算出。














