JAN!ライフスタイル交番がカフェに変わるまで。「Coffee KOBAN」誕生秘話

元交番がコーヒーの香りに包まれるまで——「Coffee KOBAN」誕生秘話

【横浜・反町】交番からカフェへ。まちと人を繋ぐCoffee KOBAN」の画像1
反町の住宅街に現れる「Coffee KOBAN」

 横浜・反町エリアの住宅街に佇む「Coffee KOBAN」。かつて、栗田谷交番として実際に使われていた建物をリノベーションした、全国でも珍しいカフェです。

 今回お話を伺ったのは、「Coffee KOBAN」を生み出した店主・後藤尚久さん。交番跡地がカフェへと生まれ変わった背景や、この場所に込めた想いを伺いました。

交番だった建物が、コーヒーの香りに包まれるまで

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Coffee KOBANの店主・後藤尚久さん

 もともとIT業界で働いていた店主の後藤尚久さんは、20代の頃から「いつかお店をやりたい」という思いを持ち続けていたそう。コロナ禍をきっかけに本格的に動き出し偶然通りかかったこの元交番に可能性を感じます。

ーーそんな中で出会ったのが、閉鎖された栗田谷交番。

「最初から交番を探していたわけじゃないんです。『あ、ここ閉まってるな』って気づいたのがきっかけでした。」

 この場所は、かつて地域の安全を支えてきた栗田谷交番。調べてみると、交番は2018年に閉鎖され、民間に売却されていることが判明。後藤さんは、所有者へ手紙で想いを伝えたそうです。その熱意が実を結び、現在の「Coffee KOBAN」が誕生しました。

外観は交番、中は明るいカフェ空間

 外観は、誰が見ても「交番」。これは、あえて残したものだと後藤さんは言います。

 「近所の人にとって、“あそこに交番があったよね”という記憶がある。それを壊したくなかったんです」

 一方、店内に一歩足を踏み入れると、印象はがらりと変わります。木のぬくもりと白を基調にした、明るくやさしい空間。警察官が常駐していた1階は、現在はレジやキッチンを備えたカフェスペースに。かつて当直室だった2階は客席となっています。

カフェの店内
店内のインテリアは店主・後藤さんの出身地、岐阜県・飛騨高山から取り寄せたもの。木のぬくもりを感じます。

 

警察官もほっと一息、元交番カフェのひととき

 ここには一般のお客さんだけでなく警察関係者が訪れることもあるそう。かつて、この交番で勤務していた警察官が訪れ、「こんなに綺麗だったら仕事ももっと楽しかったかな」なんて笑顔で話されたこともあったそうです。

警察官の方が休日に、元交番のカフェでゆったりと過ごす——。
かつての緊張感ある場所から生まれ変わった「Coffee KOBAN」ならではの魅力を感じさせるエピソードです。

【横浜・反町】交番からカフェへ。まちと人を繋ぐCoffee KOBAN」の画像3
店内には、神奈川県警察のシンボル・マスコット「ピーガルくん」や「リリポちゃん」の姿も。訪れた際に見つけてみてください♪

 交番という役割を終えたこの場所は、今では多くの人が集う新たな憩いの場となっています。
次回は、そんな「Coffee KOBAN」で楽しめるメニューをご紹介します。お楽しみに!

Coffee KOBAN
【営業時間】9:00~16:00(ランチ11:00~14:00)
【定休日】水曜日/第二・第四土曜日
【住所】横浜市神奈川区栗田谷10-1(元栗田谷交番 跡)
【電話】050-3749-2603
【URL】https://coffeekoban.net/
【Instagram】https://www.instagram.com/roast_and_grind_coffee/?hl=ja
【アクセス】東急東横線「反町駅」より徒歩10分
      横浜駅西口よりバス(50番系統)10分 栗田谷バス停下車1分 
      横浜市営地下鉄「三ツ沢下町駅」より徒歩12分
      東急東横線「東白楽駅」より徒歩16分
【駐輪場】あり
【駐車場】近隣コインパーキングあり 

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JAN!編集部

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