JAN!ファミリー休園前に。“無料の”野毛山動物園へ

休園前の今こそ、親子で“無料の”野毛山動物園へ。“今だけの野毛山”で思い出づくりを。

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カラフルな入口看板が目印の野毛山動物園。

 横浜でいちばん長く愛されてきた野毛山動物園は、なんと入園料が無料で楽しめる、まさに“みんなの動物園”。 2026年に開園75周年を迎え、横浜市民はもちろん、県外から訪れた方にとっても「子どもの頃に行ったな」「デートで来た思い出がある」という声が多い、思い出のつまった場所です。

そんな野毛山動物園が、2027年1月7日から2029年前半にかけてリニューアル工事のため少し長いお休みに入ります。

「今の野毛山を、今のうちに見ておきたい」そう思い立ち、子どもと一緒に親子で訪れました。

【目次】
■“なかよし広場”で、はじめてのふれあい体験
■ペンギンに夢中になったあとは、木の香りが広がる休憩所へ
■親子でひと息つける、野毛山の休憩スポット
■“こんなに近いの?”を体験できる野毛山の展示
■全国でここだけ!野毛山で会える“カグー”
■マヌルネコは午前中が狙い目
■広報さんの“野毛山愛”に触れるひととき
■リニューアル前の“今だけの姿”を楽しんで
■親子に向けたメッセージ
■基本情報

“なかよし広場”で、はじめてのふれあい体験

 野毛山動物園に着くと、週末ということもあって園内はすでににぎやか。
親子連れやカップル、そして動物のマスコットを手にした“推し活”の方まで、思い思いに楽しむ姿があふれていました!

そんな中、私たちが最初に向かったのは、モルモットやハツカネズミと触れ合える「小動物ふれあいプログラム(事前予約制)」。

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なかよし広場の入口。

手洗いと受付を済ませると、スタッフさんによる“やくそく”の説明からスタートします。動物たちが安心して過ごせるよう、子どもにも分かりやすい言葉で、ひとつひとつ丁寧に伝えてくれました。

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ふれあい体験の前に、スタッフさんと一緒に“おやくそく”を確認。

番号札を持ってテーブルへ移動すると、一組ずつスペースが区切られていて、周りを気にせず親子で楽しめます。

モルモットの“えくぼちゃん”と、ちいさなハツカネズミ

 いよいよふれあいの時間。
初めての体験に子どもは少し緊張していましたが、モルモットをそっと撫でると、気持ちよさそうに目を細めてくれました。

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一匹ずつかごに入って登場するモルモット。

テーブルにはモルモットの名前一覧があり、「この子かな?」と探す時間も楽しいひととき。

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私たちのところに来てくれた“えくぼちゃん”。

続いてハツカネズミ。
全国でもふれあい体験できる園は珍しいそうで、野毛山動物園ならではの出会いです。
子どもは少し怖かったようですが、私は手に乗せてもらい、そのつぶらな瞳に思わず笑顔に。

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ハツカネズミにもいろんな性格があって、この子はとても穏やか。

スタッフさんいわく、
「モルモットは大きくて怖いというお子さんもいますが、ハツカネズミは小さくて触りやすいんですよ」 と教えてくれました。そばで見守ってくれるので、初めてでも安心して参加できます。
短い時間ながら、親子で“できた”が増えるあたたかい体験でした。

予約について

 なかよし広場「小動物ふれあいプログラム」は事前予約制。
参加希望日の1週間前の正午から予約がスタートします。早めのチェックがおすすめです!
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/service.php

ペンギンに夢中になったあとは、木の香りが広がる休憩所へ

 なかよし広場を出ると、すぐ目の前にペンギンたちが。
子どもは「きゃー!」と声をあげ、しばらく離れられないほど夢中に。気持ちよさそうに泳ぐ姿は、大人にとっても癒しの時間でした。

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子どもの指の先には、お気に入りのペンギン。

その後は、ペンギン舎の隣にある「なかよし休憩所」でひと休み。
木の香りがふわっと広がる涼しい空間で、外の暑さを忘れてしまうほど快適。奥には約80冊の絵本や図鑑が並ぶ“こども絵本コーナー”もあり、親子でゆったり過ごせます。飲食の持ち込みもOKなので、お弁当スポットとしてもぴったりです。

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木のぬくもりが心地よい、なかよし休憩所の外観。
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中は広々としていて、ベビーチェアも完備。
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休憩しながら学びの時間も楽しめます。

スタッフさんによると、
「なかよし広場、休憩所、トイレ棟は昨年リニューアルしたばかりで、小さなお子さま連れでも安心して使っていただけます」と教えてくれました。

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カラフルでかわいい子ども用トイレ。思わず入りたくなる明るい空間です。

休憩所を出て、次のエリアへ向かって園内を歩いていると、野毛山ならではのゆるやかな坂道が続いていることにも気づきます。
とはいえ、ベビーカーでも進みやすいようスロープが多く整備されていて、親子でのお散歩も心地よい道のり。ほとんどのエリアはベビーカーで進めますが、なかには階段だけのルートもあるため、道を選びながら進むと安心です。

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マップの“!”は、実際に歩いてみて気づいた“ちょっと大変”だった場所です。

そんな注意点はありつつも、全体としてはベビーカーでも無理なく回れる、やさしい園内だと感じました。

親子でひと息つける、野毛山の休憩スポット

 お昼は「ひだまりカフェ」でランチをいただきました。
私は“ローストチキンをのせたはまポークカレー”、子どもは“キリンランチ”を。どちらも見た目も味も楽しめるメニューです。

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ドーン!とローストチキンが乗ったボリュームたっぷりのカレー。
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かわいすぎるプレートに子どもも大喜び!

食後には、野毛山名物のマヌルネコジェラートとカグージェラートを。

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マヌルネコは黒ゴマ味、カグーはミルク味です。

動物をイメージしたフレーバーで、ひんやり甘くておいしいデザートでした。

カフェには
・電子レンジ
・マイボトルスポット(給水機)
があり、離乳食の温めや水分補給も安心。

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ベビーチェアもあって安心。

「ひだまりカフェ」のほかにも、園内にはゆったり過ごせる「芝生広場」があります。
この日もレジャーシートを広げてのんびり過ごす親子の姿が見られ、穏やかな時間が流れていました。

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芝生が気持ちよくて、次はシート持参で。

ランチを楽しんで、少し休んで、また動物たちに会いに行く——そんなマイペースなおでかけができるのも野毛山の魅力です。

“こんなに近いの?”を体験できる野毛山の展示

 野毛山動物園の展示は、動物との距離が近いことが大きな特長です。
特にキリンは、園内の地形を活かして坂の上下から観察でき、見る角度によって表情が変わるのが楽しいポイント。

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キリンがすぐ目の前に。

スタッフさんによると、
「オスのキリンは顔まわりの“ゴツゴツ”が特徴で、耳の上まで骨の隆起が見えるんですよ」と教えてくれました。次にキリンに会うときは、ついその“ゴツゴツ”を探してしまいそうです。

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レッサーパンダも表情や仕草までしっかり楽しめます。

また、飼育員さん手作りの看板も魅力のひとつ。
インコやペンギンの個体紹介は特に可愛くて、思わず立ち止まって読み込んでしまいます。

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ペアが非常に仲良くすることから“ラブバード”とも呼ばれています。見ているだけでほっこり。
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手作りの紹介文がかわいくて、“モテモテ”と書かれたライムくんに興味津々。

全国でここだけ!野毛山で会える“カグー”

 野毛山動物園でぜひ見ておきたいのが、全国でここだけで飼育されている珍しい鳥・カグー。

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ムラリンとミドリンの2羽が暮らしています。

カグーはニューカレドニアに生息し、天敵がいない島で進化したため、空を飛ぶ能力をほとんど失った鳥。求愛や威嚇のときに冠羽をふわっと逆立てる姿が見られることもあります。

スタッフさんによると、定期的に開催されている「どうぶつガイド」では、この冠羽を立てた姿が見られることもあるそうです。

入園口横の「なかよしショップ」では、野毛山限定の“もっちりカグー”も販売中。
私も購入したところ、カグー舎で本物が近づいてきてくれるという嬉しい出来事もありました。

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もっちりカグーと一緒に“ハイチーズ”。

マヌルネコは午前中が狙い目

 最近人気のマヌルネコも、以前より姿を見せることが増えているそう。
「午前中は特に動きが活発で、よく動きます」と教えてもらいました。

警戒心が強いため屋内展示は現在“慣らし中”です。ふわふわの毛並みは近くで見ると圧巻で、距離が近い野毛山だからこそ細かな毛の質感まで楽しめます。

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マヌルネコ、私もずっと楽しみにしていました。会えてうれしい瞬間です。

さらに、マヌルネコは全国でもわずか8か所でしか見られない貴重な存在。
その姿をこんなに近くで観察できるのは、野毛山動物園ならではの特別な体験です。

広報さんの“野毛山愛”に触れるひととき

 今回お話を伺った広報の下ノ村さんは、「飼育員になりたい」という思いから全国の動物園を受け、最初に配属されたのはズーラシア。そこでキリンの飼育を担当されていたそうです。

もともとは小動物が好きだったそうですが、今ではすっかり“キリンLOVE”。
急に大きなキリン担当へ——というギャップも印象的でした。

現在は野毛山動物園で広報を担当されており、Instagramではかわいい動物たちの様子を日々発信されています。お出かけ前のチェックにもぴったり。気になる動物を見つけてInstagramでも楽しんでみてください。
https://www.instagram.com/nogeyama.zoo401/

リニューアル前の“今だけの姿”を楽しんで

 野毛山動物園は今年で75周年。
親子三世代で訪れる方も多く、「懐かしい」と感じる来園者も多いそうです。

「今しか会えない動物もいますので、ぜひ“今の野毛山動物園”で思い出話をしながら楽しんでいただけたらと思います」と温かい言葉をいただきました。

今後リニューアルに向けて動物たちは順次お引越しをする予定で、公式サイトに一覧が掲載されています。
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/details/post-11796.php

いつもの場所にいた動物たちが少しずつ姿を変えていくと思うと、やっぱりどこか寂しさも…。
公式サイトにはお引越し情報が丁寧に掲載されていて、動物たちの新しい環境へ向かう準備が進んでいることが伝わってきました。

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キリンの絵が壁に大きく広がり、カラフルでとてもすてきです。

親子に向けたメッセージ

「野毛山動物園はコンパクトで回りやすく、動物園デビューにもぴったりです。夏には提灯づくりなど親子向けイベントも予定していますので、ぜひご家族で遊びに来てください」 と、最後にあたたかいメッセージを届けてくださいました。

また、野毛山動物園の公式サイトには “はじめてのどうぶつえん『First ZOO』” というページがあり、休憩スペースや授乳室など、親子にうれしい設備情報がとても丁寧にまとめられています。お出かけ前にチェックしておくと、当日の過ごし方がぐっとイメージしやすくなります。
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/details/first-zoo.php

リニューアル前の“今だけの野毛山動物園”で、ぜひ親子の動物園デビューを楽しんでみてください。

基本情報

野毛山動物園
【開園時間】9:30~16:30(入園は16:00まで)
※8月土日祝日は、13:00~20:00(入園は19:30まで) 
【休園日】毎週月曜日(祝日にあたる場合は翌日)、12月29日~1月1日
※臨時休園もあり ※2027年1月7日からリニューアル工事のため休園予定
【入園料】無料
【住所】神奈川県横浜市西区老松町63-10
【アクセス】
◦JR京浜東北線・横浜市営地下鉄「桜木町」駅下車徒歩15分
◦または、市営バス89系統「一本松小学校」行き「野毛山動物園前」下車すぐ
【駐車場】専用の駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
【URL】https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/

※本記事の内容は、2026年6月時点の情報に基づいております。

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JAN!編集部

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