【恐竜展】横浜にパシフィコあり。大迫力の巨大恐竜が圧倒する会場のヒミツ

2026年夏、「ヨコハマ恐竜展2026 ~恐竜の食卓大図鑑~」が開催されます。
2017年に開催された前回は、来場者数が延26万人を超える賑わいとなりました。新型コロナの流行でしばらく開催されていなかったものの、今夏、満を持しての「ヨコハマ恐竜展」開催となります。
なぜ、「ヨコハマ恐竜展」はこれほどまでに多くの人を惹きつけるのか。その答えのひとつには、会場である「パシフィコ横浜」が持つ圧倒的な空間にあります。
そこで本記事では、パシフィコ横浜の山口直人さんに、 「会場(フィールド)のプロ」の視点から、パシフィコ横浜だからこそ実現できた展示の裏側について伺いました。
【インデックス】
・「この広さ、この高さ」でなければならない。パシフィコ横浜が誇る無柱空間の力
・パパ・ママも安心。会場担当者が教える「快適な回り方」と秘密のフォトスポット
・テーマは「食」。展示の興奮をそのままに、周辺グルメで家族の会話を弾ませる
・施設情報・アクセス
「この広さ、この高さ」でなければならない。パシフィコ横浜が誇る無柱空間の力

「パシフィコ横浜の展示ホールには、約20,000㎡の広さがありながら、視界を遮る柱が一本もありません。この『無柱空間』こそが、全長10メートルを超える恐竜たちを、太古の生態に近い形で並べることを可能にしています」
そう語る山口さんの言葉通り、たしかにこの規模の無柱空間は、関東ではパシフィコだけ。東京ビッグサイトや幕張メッセでも実現できないこの空間力への信頼は絶大です。
「一般的な展示会場では、天井高や柱の制限で、恐竜を不自然な角度で置かざるを得ないこともあります。しかしここでは、最大19メートルの天井高を活かし、恐竜を見上げる、あるいは俯瞰するといったダイナミックな演出が可能です。このスケール感こそが、来場者の皆さんに『恐竜の世界に迷い込んだ』という没入感を与えてくれるのです」(山口さん)
視界を遮るものが何もない大空間の向こうに、巨大な恐竜たちが群れをなして姿を現す――。その圧倒的な光景を目にした子どもや元子どもたちの喜ぶ顔が、今から目に浮かぶよう。 この近代建築の限界に挑んだような「最高の器」があるからこそ、本物の非日常を体感することができるというわけなんです。
パパ・ママも安心。会場担当者が教える「快適な回り方」と秘密のフォトスポット
夏休みの一大イベントとあって、当日は多くのお子さん連れで賑わうことが予想されます。人混みの中、小さなお子さんを連れて広い会場を回ることに不安を覚えるパパやママも多いかもしれませんが、「パシフィコ横浜だからこそ、構えずに安心して遊びに来てほしい」と山口さんは笑顔を見せます。
「当施設はベビーカーや車椅子での移動に配慮したユニバーサルデザインを採用しており、ホールの通路幅も、すれ違いにストレスがないようゆったりと設計しています。また、館内の授乳室やオムツ替えスペースの完備はもちろんですが、実は2階のセブン-イレブンで紙おむつの取り扱いがあるんです。不意のトラブルにも慌てず対応できる設備が整っているのは、私たちのような複合施設の強みですね」
パシフィコ横浜ウェブサイト:お子様連れの方へ https://www.pacifico.co.jp/service/child
パシフィコ横浜ウェブサイト:バリアフリー情報 https://www.pacifico.co.jp/service/barrier-free
さらに、会場に足を運ぶまでの「アクセス動線」の快適さも、パパ・ママから厚い信頼を寄せられる理由のひとつです。
「お車でお越しの場合、当施設の地下には約1,100台を収容できる大型駐車場が完備されています。この駐車場からエレベーターで展示ホールまで直接アクセスできるため、真夏の厳しい暑さや突然のゲリラ豪雨に見舞われても、外の天気に一切左右されることなくベビーカーのまま涼しい会場へと直行していただけます」
もちろん、公共交通機関を利用する場合もストレスはありません。最寄り駅であるみなとみらい線「みなとみらい駅」からは徒歩5分ほどですが、駅からパシフィコ横浜まではスロープやエレベーターが整備された、段差のないバリアフリー動線がしっかりと確保されています。
荷物が多くなりがちな子連れのお出かけでも、駅の改札を出てから展示ホールの入り口まで、一度もベビーカーをたたむことなくスムーズにたどり着くことができるのです。
そんなハード面の安心感に加え、会場を知り尽くしたスタッフだからこそ提案できる「お勧めの鑑賞ルート」もあります。
「入場してすぐのエリアは、どうしても皆さん足を止めるので混雑しがちです。そこは少し緩やかに通り抜け、あえて中ほどから奥の開けたエリアまで進んでみてください。スペースにゆとりがあるため、お子さんのペースでじっくり恐竜と向き合えます。そして、写真に収める際は、恐竜にギリギリまで近づくのではなく、一歩下がって『引き』のアングルで狙うのがコツ。天井の高さまで一緒に写し込むことで、恐竜の巨大さとパシフィコの広大な世界観が融合した、ここでしか撮れない最高の一枚になりますよ」
パシフィコ横浜というフィールドは、子連れお出かけの「大変さ」を「快適なワクワク」へと見事に変えてくれるがゆえに、前回も多大な動員がかなったということでしょう。事前の準備や心構えを少し変えるだけで、パパもママも心にゆとりを持ちながら、子どもと一緒に太古のロマンを120%堪能できるはずです!
テーマは「食」。みらいな場所で古代に思いを馳せる休日
さて、「ヨコハマ恐竜展2026」の大きな特徴であり、見どころとなっているのが「恐竜の食卓」というユニークな展示テーマです。
今回の展示では、世界的な恐竜研究の拠点として知られる「福井県立恐竜博物館」が全面協力。植物食恐竜と獣脚類(肉食恐竜)の「食べる仕組み」の違いや、彼らがどんなものを、どんな風に食べていたのかという日常を、貴重な全身骨格や顎・歯の化石標本、最新の復元模型とともに紐解いていきます。
ただ強くて大きい姿に興奮するだけでなく、一歩踏み込んで「どう生きていたのか」を科学の目で想像する楽しさが、今回の大きな切り口となっています。
こうした「本物の科学」に触れるワクワク感を仕掛ける一方で、主催者・会場のプロとして山口さんが最も期待しているのは、会場を出たあとの「家族の時間」です。
「展示で恐竜たちのダイナミックな食事シーンに驚いたあとは、その興奮を忘れないうちに、ぜひご家族でみなとみらいの美味しい食事を楽しんでほしいなと思っています。
今回のテーマである『食』に連動して、近隣ホテルで、恐竜をイメージしたコラボメニューの展開なども予定しています。それだけでなく、クイーンズスクエアやマークイズなど、歩いてすぐの周辺エリアにはキッズメニューが充実したレストランやカフェが数多く点在しています。
会場を出たあとも、『恐竜のあの大きな歯で、あんなに固い植物をすり潰して食べていたんだね』『僕たちのご飯とどう違うかな?』といった会話が、そのままランチやディナーの楽しいスパイスになる。単に展示を見て終わりではなく、街に出て美味しいご飯を食べる時間までが、一つの繋がったストーリーになるような『街ぐるみの体験』を提供できるのも、このみなとみらいという立地だからこそできる贅沢な楽しみ方です」
インタビューのしめに山口さんは、「ヨコハマ恐竜展」の魅力を「未来的な近代都市と、何千万年も前の古代の世界が隣り合わせになるおもしろさ」と表現していました。
最先端のビルが立ち並び、整備された美しい街並みが広がる、まさに”みなとみらい”の真ん中で、太古の地球を支配した巨大な生き物たちの息遣いを感じる。この一見正反対にある2つの世界が融合する非日常感こそ、パシフィコ横浜という場所で恐竜展を体感する本当の醍醐味と言えます。
展示会場で古代のロマンをたっぷりと浴び、周辺の「食卓」でお腹を満たす。パシフィコ横浜を起点としたこの贅沢な1日は、単なるイベントの枠を超え、子どもたちにとって「街そのものが冒険の舞台」になるような、一生モノの夏の思い出を紡いでくれるはずです。
施設情報・アクセス
• 施設名: パシフィコ横浜
• アクセス: みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩5分、JR「桜木町駅」より徒歩15分
• 駐車場: 地下1,100台以上完備(雨の日も濡れずに会場直結)
• 周辺スポット: 臨港パーク、新港パーク、カップヌードルミュージアム 横浜














