JAN!ファミリー tunetones店主が語る「妙蓮寺の子ども服屋さん」という願い

「妙蓮寺の子ども服屋さん」でありたい。tunetones店主が語る、お店づくりと街への想い

 東急東横線・妙蓮寺駅から徒歩3分ほどの池畔商店街に佇む子ども服と雑貨のセレクトショップ「tunetones(チューントーンズ)」。

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3.3坪ほどの空間にかわいいがぎゅっと詰まっています。

店内には、鮮やかな色づかいや遊び心のあるデザインの子ども服と雑貨が並び、親子で選ぶ時間そのものを楽しめる空間が広がっています。

このお店を見つけた瞬間、私の頭の中が「かわいい」で満たされていくのを感じました。

今回は店主の森谷さんに、お店を始めたきっかけや商品選びへのこだわり、そして妙蓮寺という街への想いについて伺いました。

【目次】
■いつかは自分のお店を
■子育て経験から生まれた子ども服店
■店名を決めるとき、悩みに悩んで…
■「かわいい」は大前提
■お客様との会話が生まれる場所
■人の温かさが残る街
■親子の思い出の一部になれたら
■基本情報

いつかは自分のお店を

 「自分のお店を持つことは、ずっと夢でした」

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森谷さんのセレクトが光るアイテムたちが並ぶ店内。ベビーカーもできるだけ通れるつくり。

森谷さんは、もともと家具や雑貨、インテリアに関わる販売の仕事に携わっていました。

独立への思いは以前からありながらも、子育ての真っ最中。タイミングを見ながら少しずつ準備を進めていたといいます。上のお子さんが小学校に入学する頃、「そろそろできるかもしれない」と本格的に物件探しをスタート。仕事や育児の合間を縫って店舗を探す中で、現在の場所との出会いがありました。

「何年もかけて探したというより、巡り合わせだったと思います。結果的に妙蓮寺でお店を始められて、本当によかったなと思っています」

子育て経験から生まれた子ども服店

 実は、最初から子ども服店をやろうと決めていたわけではありませんでした。雑貨店や古着店なども候補にあったそうです。そんな森谷さんが子ども服店を選んだ背景には、自身の子育て経験がありました。

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最近はじめた古着のセレクト。大人ものもあって、親子でたのしい。

「子ども服って可愛いと思って買っても、すぐサイズアウトしてしまうんです。ネットで買うとサイズ感や色味が思っていたのと違うこともありますし…」

だからこそ、実際に見て、触れて、相談しながら選べる場所があったらいい。そんな思いが、子ども服店という形につながりました。

「自分が子育ての中で感じていたことを、お客様とも共有できたらいいなと思ったんです」

店名を決めるとき、悩みに悩んで…

 店名について伺うと、森谷さんは少し照れたように笑いながら話してくれました。

「店名を考えるとき、悩みに悩んで…もう店名なくてもいいか、と思ったくらいなんです(笑)」なかなか決まらず、“名乗らないスタイル”まで頭をよぎったという森谷さん。その後「tunetones」に決めたものの、こんな本音もこぼれます。

「tunetonesという名前にも愛着は湧いてきたんですが、まだしっくりきていないところもあって…(笑)」

そして、ふっと柔らかく笑いながら続けます。

「それより、“妙蓮寺の子ども服屋さん”って覚えてもらえる方が嬉しいんです。」

名前そのものよりも、街の中でどんな存在として受け止められるか。森谷さんの言葉からは、肩の力を抜きながら、地域に自然と馴染んでいくお店でありたいという想いが伝わってきました。

「かわいい」は大前提

 tunetonesの商品選びで大切にしているのは、まず“かわいい”と思えること。そのうえで、できるだけ手に取りやすい価格であることも意識しています。

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どこにお出かけしようかな、妄想がふくらみます♪

「子ども服は成長とともに着られる期間が短いので、可愛いだけじゃなくて手に取りやすさも大事だと思っています」

そしてもうひとつの基準が、子ども自身が気に入るかどうか。「お子さんが『これ欲しい!』って言ってくれる瞬間が嬉しいですね」

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Gomaさんの、食事が楽しくなるプレート。なかなか会えない作家さんの作品が並ぶのも魅力!

親が選びたくなる服と、子どもが着たくなる服。その両方を大切にしながらセレクトを続けています。

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Aki Ishibashiさんのイラストがかわいい、特別なラッピング。

お客様との会話が生まれる場所

 お店に来るお客様の多くは、近隣で子育てをしている家族です。服を選ぶだけでなく、子育ての話や地域の情報交換で会話が弾むことも少なくありません。

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ディスプレイ用のイスをお借りして、ちょこんと座ってインタビュー。思わず笑顔に。

さらに、子育て世代だけでなく、妙蓮寺に長く暮らす先輩世代の方がふらりと立ち寄ることもあります。散歩の途中にのぞいてくれたり、店内の雰囲気を楽しみながら森谷さんとお話しされる姿も見られます。

時には森谷さんが相談を受ける側ではなく、お客様からアドバイスをもらうこともあります。
「腰が痛いって話をしたら、『ここがいいよ』『あそこがおすすめだよ』ってたくさん教えてもらったり(笑)」

子育て談義に花が咲き、気づけばお客様同士が初対面なのに会話を始めていることも。そんなお話を聞いて、お店が地域の小さな交流の場になっていることを感じました。

人の温かさが残る街

 森谷さんは妙蓮寺を「変化しているけれど、変わらない街」と表現します。
新しいお店が増える一方で、街全体に流れる穏やかな空気や人の温かさは昔から変わらない。

「妙蓮寺って、まず人があたたかいんです」

近所の八百屋さんや昔から続く個人店、新しくオープンしたお店。それぞれが共存しながら独特の街の雰囲気をつくっています。

「人が街をつくっているんだなと思います」そう笑顔で話してくれました。

親子の思い出の一部になれたら

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お店に並ぶ服は90cm~130cmまで。

子どもたちはやがて成長し、このお店を卒業していきます。

それでも森谷さんには願いがあります。

「大きくなった時に、『ここで服を買ったよね』『自分で選んだよね』って思い出してもらえたら嬉しいです」

服はいつか小さくなってしまうもの。
けれど、その服を選んだ時間や親子の思い出は残り続けます。

tunetonesは、そんな記憶の一部をそっと彩る場所でした。

基本情報

tunetones(チューントーンズ)
【営業日】Instagramにてお知らせしています。
【住所】横浜市港北区菊名1-7-10
【アクセス】 東横線 妙蓮寺駅 徒歩3分
【Instagram】https://www.instagram.com/tune_tones/?hl=ja

※本記事の内容は、2026年6月時点の情報に基づいております。

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JAN!編集部

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