横浜の韓国風カフェ!現役大学生が祖母のブティックを受け継いで開いた「BLANC.cafe」

横浜三大商店街の一つとして知られる「横浜橋商店街」。
昔ながらの老舗から話題の新しい飲食店まで、多彩な店舗が軒を連ねるこのエリアには、韓国やベトナム、中国などの食材を扱う多国籍な専門店も集まり、活気にあふれています。
そんな横浜橋商店街のすぐそばにあるのが、韓国風カフェ「BLANC.cafe(ブランカフェ)」です。
実はこのカフェのオーナーは、現役の大学生。学業とカフェ経営を両立しながら、自身の理想を形にしたお店づくりに挑戦しています。
祖母のブティックの跡地を受け継ぎ、新たな交流の場として生まれ変わった「BLANC.cafe」。カフェ誕生の背景や、お店に込めた想いについてお話を伺いました。
【目次】
■起業を学ぶ現役大学生がカフェオーナーに
■祖母のブティックから受け継いだ「BLANC」の想い
■韓国カフェの魅力を詰め込んだこだわりの空間
■とろける食感とサクサク食感を楽しむ、人気のチーズケーキ
■韓国風カフェ「BLANC.cafe」に集う人々
起業を学ぶ現役大学生がカフェオーナーに

「BLANC.cafe」のオーナー・片山さんは、なんと現役の大学4年生。そして、横浜市あざみ野出身の生粋の“ハマっ子”です。
大学で経済や経営について学ぶ一方で、カフェオーナーとしての顔も持っています。取材時には「少し前にテストも終わって、夏休みです(笑)」と、学生らしい一面ものぞかせてくれました。
もともと片山さんは、「いつか自分で起業したい」という思いを抱いており、現在も大学で起業家精神について学びながら、その夢を実践しています。
数ある業種のなかで「カフェ」を選んだのは、カフェそのものが好きだったことに加え、飲食店としてだけではない魅力を感じていたからだそう。
「カフェは、ただ飲食を楽しむだけの場所ではないと思うんです。イベントを開いたり、誰かがほっとできる居場所になったり。そんな可能性のある空間が好きでした。」
2026年4月にオープンした「BLANC.cafe」。学生でありながらオーナーとして新たな一歩を踏み出した片山さんは、訪れる人が心地よく過ごせる空間づくりに日々取り組んでいます。
祖母のブティックから受け継いだ「BLANC」の想い

実は「BLANC.cafe」がある場所は、オーナーの祖母が長年営んできたブティックの跡地。
約8年前に店舗としての営業を終え、その後は倉庫として使われていました。しかし、「このままでは、もったいない」と感じたことが、カフェ開業を決意したきっかけの一つだったといいます。
店名の「BLANC(ブラン)」も、祖母のお店の名前を受け継いだもの。この場所への愛着があるからこそ、ブティック時代を知るお客さんや地域の方々にも、どこか懐かしさを感じてもらいたいという思いが込められています。
さらに、「BLANC(ブラン)」はフランス語で「白」という意味で、このカフェのコンセプトである「白は何もないのではなく、見えにくいところにこそ可能性を秘めている。空白ではなく、日常に余白を。」という想いとも重なり、「BLANC.cafe」という店名が生まれました。

店内には、祖母のブティック時代に使われていた姿見やマネキンなどもインテリアとしてあえて残されており、祖母のブティックと片山さんの新しい感性が共存する空間になっています。
韓国カフェの魅力を詰め込んだこだわりの空間

韓国らしい遊び心のある空間が好きだったという片山さん。
カフェの開業を決めた後、実際に韓国を訪れ、約1週間かけてさまざまなカフェを巡りながら、理想の店づくりのヒントを探したそうです。
なかでも大きな影響を受けたのが、昔ながらの市場とトレンド感あふれるカフェや雑貨店が共存する望遠洞(マンウォンドン)にある「FILLY COFFEE」。
「おしゃれなだけではなく、アットホームで誰でも気軽に入りやすい空間だったんです。遊び心があって、訪れるたびに新しい発見があるような。そんな雰囲気に惹かれました」
その想いは、「BLANC.cafe」の空間づくりにも反映されています。無機質でスタイリッシュな韓国カフェとはひと味違い、店内は温かさを感じる空間が広がります。
改装工事では、自分で考え、さまざまなことを決めていったという片山さん。苦労も多かったそうですが、DIYが得意なお父様のサポートもあり、理想の空間を形にしたそうです。
店内に置かれた木製テーブルも、お父様の手作りなのだとか!
こうした家族の想いや、細部にまで込められたこだわりが感じられるからこそ、「BLANC.cafe」にはどこかほっとするような温かさがあるのかもしれません。

店内ではオリジナルマグやコースターなども販売されています。
彩りを添えるお花もかわいらしく、思わずじっくりと眺めたくなるほど。片山さんのセンスが感じられるアイテムが並んでいました♪

また、店内には今ではほとんど見かけなくなったブラウン管テレビも。どこか懐かしさを感じる映像が流れ、まるで時代を行き来しているような不思議な空間を作り出しています。
韓国カフェらしい遊び心のある空間と、どこか懐かしさを感じるレトロな魅力が心地よく調和した店内。
思わずシャッターを切りたくなるかわいさで、どこを切り取っても絵になります。SNSに投稿すれば、「かわいい!どこのカフェ?」と聞かれるかもしれません♪
とろける食感とサクサク食感を楽しむ、人気のチーズケーキ

BLANC.cafeで楽しめるのは空間だけでなく、こだわりのスイーツ!
<ドリンク>
左:キャラメルラテ700円
右:自家製レモンスカッシュ650円
<スイーツ>
左:ガトーショコラ(グルテンフリー)750円
右:チーズケーキ750円
※ドリンクセットで100円引き
片山さんのイチオシは、オリジナルの「チーズケーキ」。バスクチーズケーキのなめらかでとろけるような食感と、ニューヨークチーズケーキならではのクッキー生地のおいしさを一度に楽しめる、まさに“いいとこ取り”の一品です。
グルテンフリーのガトーショコラも見逃せません!ひと口頬張ると、しっとり濃厚なチョコレートの風味が広がり、グルテンフリーとは思えない満足感に驚かされます。
このほか、ホットサンドやポテトフライといった軽食メニューも充実。ハイネケンなどのアルコールも用意されているので、カフェタイムはもちろん、少しゆっくり過ごしたいときにもぴったりです。
韓国風カフェ「BLANC.cafe」に集う人々
週末には、陶芸ワークショップやジャンクジャーナルなど様々なイベントを開催。今後は愛犬と楽しめるイベントも計画しているそうです。
※ジャンクジャーナル:雑誌の切り抜きや古紙、使用済み封筒などを自由にコラージュして作る手作りノート。
実際にオープンしてからは、近所の常連さんや愛犬との散歩途中に立ち寄る人、海外から訪れる人など、多様な人々が行き交う場所になっています。
「お客さんというより、家族みたいな存在ですね。ほとんど毎日来てくれる方もいて、来ないと心配になるくらいです。」
そんなお話を伺ってからしばらくすると、ちょうど愛犬との散歩途中だった常連さんがお店に顔を出してくれました!

「これから散歩に行ってくるよ」と常連さんが気さくに声をかけると、片山さんも自然と笑顔に。
まるで家族のように言葉を交わすその光景からは、「BLANC.cafe」が地域の人たちの居場所になっていることが伝わってきました。
祖母が営んでいたブティックを受け継ぎ、新たな交流の場として生まれ変わった「BLANC.cafe」。
韓国のトレンド感と地域の温かさが共存するこの場所。横浜にいながら韓国を旅しているような気分を楽しみに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(店舗情報)
BLANC. cafe
住所:横浜市南区真金町1-4-2
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」駅から徒歩6分 / 「伊勢佐木長者町駅」から徒歩10分
京浜急行電鉄「黄金町」駅から徒歩13分
営業日:公式インスタグラムからご確認ください
Instagram:@blanc.cafe_yokohama
※本記事は、2026年7月時点の情報に基づいております。














